鳥取地震 被災地でボランティア活動始まる
最大震度6弱を観測した鳥取県中部の地震は、その後も揺れが続いていて、体に感じる地震はこれまでに190回を超えている。こうした中、被災地では、ボランティアによる活動も始まっている。
21日に震度6弱を観測した北栄町のグラウンドには、被災して出たゴミの集積所が設けられた。そこでは、雨にぬれながら、ゴミを出す人の姿も見られた。
ゴミを捨てる人「思いのあるものはいっぱいあるけれど、しようがないですよね」
震災ボランティアの活動も始まった。北栄町では大学生のボランティアなどが訪れ、震災で破損した家の片づけなどを行った。
やはり震度6弱を観測した湯梨浜町では、建物の「全壊」や「半壊」などを証明する「り災証明書」の受け付けが始まった。被害を受けた住宅は346棟にのぼっている。
同じく地震被害を受けた三朝温泉では、被災した人たちに対し、温泉の無料開放が行われた。
温泉の利用者「(やっぱり元気でますか?)違いますよ、やっぱり。入ったあと疲れが取れるしね」
関係者は、三朝温泉が大丈夫であることも伝えたいとしている。