７日の有識者会議に出席した京都産業大学・所功名誉教授は、日本テレビの取材に対し、ヒアリングの様子を次のように語った。

　京都産業大学名誉教授・所功氏「本当に皆さん、よく聞いて下さっていたと思いますし、後の質問もほとんどの方々からそれぞれなるほどと思う質問がありましたので、率直に言えば、皆さん真剣に取り組もうとされているんだなという印象を受けた。陛下のお言葉の重みというのを皆、何らか受け止めていますから、（２００５年の有識者会議に比べて）より今回の方が緊迫感があると思います。色々な意見を聞きました」

　その上で、所氏は、「多様な意見を順序立てて重点的に実現することを考え、有識者会議の責任においてまとめてくれることを期待する」と話した。