１１日、都心で大規模なテロが発生したという想定で、警視庁と自衛隊が合同訓練を行った。

　訓練は、海外の武装勢力が都心でテロ攻撃を起こしたという想定で、警視庁と陸上自衛隊約１８０人が参加して行われた。大規模なテロの発生で出動要請を受けた陸上自衛隊が迅速で安全に現場まで移動するために、警視庁のパトカーが装甲車を先導した。

　フランスやバングラデシュなど、海外では市民を狙った無差別テロが相次いでいることなどから、警視庁と自衛隊は、今後も連携を深め、テロ対応能力を高めていきたいとしている。