愛媛県八幡浜市で子供たちが持ち寄ったみかんをお世話になっている人たちに届ける「愛のみかん運動」が今年も始まった。

　全国有数のみかん産地・愛媛県八幡浜市の真穴地区は今、収穫の最盛期を迎えている。児童・生徒の約７割がみかん農家という真穴小学校と中学校では、２４日から「愛のみかん運動」が始まり、子供たちがみかんの入った大きな袋を手に登校した。

　「愛のみかん運動」は、収穫の手伝いなどを通じて集めたみかんを学校に持ち寄り、地元の福祉施設などに届けているもので、約５０年前から続いている。２４日は約５００キロ分のみかんが集まった。

　小学生「真穴みかんはすごくおいしいので、食べたみなさんが笑顔いっぱいになるとうれしいです」

　「愛のみかん運動」は２５日まで行われ、東日本大震災で被災した宮城県の小中学校などにも届けられる。