世界遺産・厳島神社で伝統の「献茶式」
広島県の宮島にある厳島神社で伝統行事の献茶式が開かれた。
厳島神社の献茶式は、潮が満ち上がるのを待って行われた。大潮の日の満潮に合わせ、茶道の表千家と裏千家が隔年で交互にお点前を披露する。
今年は裏千家の番で、濃茶と薄茶を神前にささげ、出席者にも茶が振る舞われた。
出席者「きょうは寒いので、温かくておいしかったです」「本殿の前ということで厳粛な雰囲気がします」
厳島神社が世界遺産に登録されてから今年で20年。献茶式には、例年の2倍の約1000人が集まった。