メルトダウンを起こした福島第一原発１号機の内部を調査するためのロボットが３日に公開された。

　ロボットは、大手電機メーカーの日立などが開発したもので、伸びたり曲がったり、変形して動くことができる。

　２０１５年に１号機に投入したものを改良し、ケーブル付きの小型カメラを格納容器の底までつり下げる機能が付けられて、溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」がどこにあるのか確認を目指す。

　現在、格納容器の実寸大の模型を使って操作訓練が行われており、東京電力などは、ロボットを来月中に１号機に投入する方針です。