豊洲市場「地下水の再調査」公開
安全性の再検証が行われている東京・豊洲市場で建物下の地下空間の現状や、専門家の立ち会いのもとで行われている地下水の再調査が公開された。
豊洲市場で盛り土が行われていなかった建物の地下空間には地下水がたまり、青果棟の大気中からは国の指針値を超える水銀が検出された。これを受け、去年12月から排水や換気などを行っていて、今後は、床面が乾いた状態で、大気のモニタリングを行うことにしている。
また、去年11月から行われた地下水モニタリング調査で、環境基準を大幅に超えるベンゼンなどの有害物質が検出されたことを受け行われている再調査の採水の様子も公開された。
再調査は先月30日から始まっているが、正確な数値を出すため井戸水を濁らせないようゆっくりと採水しているということで、結果は今年3月の専門家会議で公表される予定。