理事長側“金銭でなく商品券渡そうとした”
大阪の学校法人・森友学園の国有地取得をめぐる問題で、自民党の鴻池議員に金銭を渡して問題の土地の減額を依頼したとされることについて、森友学園の籠池理事長側は2日朝、NNNの取材に否定した。
籠池理事長の代理人弁護士は2日朝、NNNの取材に応じ、鴻池議員に金銭を渡して問題の国有地の減額を依頼したとされる疑惑について、「事実無根である」と否定した。
代理人の説明によると、「渡そうとしたのは、金銭ではなく商品券で、国有地の払い下げとは別件で、親族が鴻池議員にお世話になったお礼だ」という。さらに、「鴻池議員に依頼して減額してもらえるとは思っていなかった」とも述べた。
籠池理事長側は、今後も小学校の設置認可をしてもらえるよう大阪府と交渉するという。