ランドセル重過ぎ…文科省“置き勉”通知へ
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新学期がスタートする中、文部科学省は近く、教材などを教室に置いて行く、いわゆる「置き勉」も認めるよう全国の学校に求める方針を固めた。
これは教科書や教材の量が増え、ランドセルが重過ぎるといった声も上がる中、いわゆる「置き勉」を禁止している学校もあるために取られる措置。文科省は宿題などで使わない教材を学校に置いて行くことを認めたり、学校で栽培したアサガオなどの植物を保護者が取りに来ることを認めたりするといった参考例を挙げた上で、各学校で工夫を検討するよう近く全国の教育委員会や学校などに求める方針。
文科省は「子どもの健やかな発達のため、各学校で必要に応じて対応を検討してほしい」としている。