「共通テスト」本番の会場を使いテスト
大学入試センター試験に代わって2020年度から始まる「共通テスト」の実施に向け、本番の会場を使って大がかりなテストが行われている。
東京・目黒区にある東京大学では午前中、高校生約600人がプレテストに参加し、地理歴史・公民の問題に取り組んだ。2020年度から導入される「大学入学共通テスト」は、従来のマークシート式に加えて、国語と数学で記述式問題も出されるようになるなど、大きく変わる。
プレテストが行われるのは、去年に続いて2回目で、今年は会場を大学にするなどより本番に近い形となっている。
運営面も含めた総合的な検証を行うことになっていて10日と11日の2日間で高校2年、3年生のあわせて8万4000人あまりが参加する予定。