交通事故死 半数が歩行中や自転車乗車中に
去年、交通事故で死亡した人のうち、およそ半数が歩行中や自転車乗車中に亡くなっていたことが警察庁のまとめで分かった。
警察庁によると、去年1年間に交通事故で死亡した人の数は3532人で過去最少となる一方、およそ半数が、歩行中と自転車乗車中に死亡していたことが分かった。
歩行中に死亡した人のうち、およそ6割が横断違反や信号無視などの法令違反があり、自転車乗車中に死亡した人のうちおよそ4分の3が安全を確認せず、交差点に進入したり、前後左右の安全確認を怠ったりする法令違反があったという。
車のドライバー側の注意だけでは防ぎようのない事故も多く、警察庁は、歩行者や自転車に乗る人にも交通ルールを守るよう呼びかけている。