大学や競技団体まとめる新組織設立
日本大学アメフト部の悪質タックル問題などで大学スポーツのあり方が注目される中、大学や競技団体を一元的にまとめる新たな統括組織が、1日に正式に設立された。
1日、一般社団法人として設立されたのは、「大学スポーツ協会」(=UNIVAS)。会長には、早稲田大学の前学長の鎌田薫氏が、顧問には、日本サッカー協会の元会長の川淵三郎氏らが就任する。
UNIVASでは、学生向け相談窓口の設置や、指導者への研修などを行う。
スポーツ庁・鈴木大地長官「安心安全にスポーツ活動を行うことをまずベースにしながら事業やマーケティングも併せて進めていく。卓越性を有する人材を社会に多く輩出していく」
UNIVASには1日時点で、全国197の大学と28の競技団体が参加しているが、日本大学は参加していない。
スポーツ庁は、2025年までに運動部を持つ全ての大学に参加してほしいとしている。