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“強制不妊手術”救済法案を国会に提出へ

2019年4月10日 14:08
“強制不妊手術”救済法案を国会に提出へ

旧優生保護法のもと障害者らが強制的に不妊手術を受けさせられた問題で、与野党は、被害者へのおわびを明記した救済法案を10日夕方、国会に提出する。

この問題は、旧優生保護法のもと、1996年まで障害などを理由に本人の同意なく不妊手術を受けさせられるなどしたもの。与野党は10日夕方、被害者を救済するための法案を議員立法で国会に提出する。

先月公表した法案の前文には、「我々は、それぞれの立場において、真摯(しんし)に反省し、心から深くおわびする」と明記するとともに、1人当たり一時金として320万円を支払うとしている。

国を提訴している原告や被害者らからは、おわびの主体が「我々」ではなく「国」とすべきで、国の責任が明確になっていないなどと反発の声が上がっている。