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雲仙・普賢岳の大火砕流から28年 長崎

2019年6月3日 11:57
雲仙・普賢岳の大火砕流から28年 長崎

43人が犠牲になった長崎県の雲仙・普賢岳の大火砕流から28年を迎え、島原市で追悼行事が営まれた。

噴火災害の被災者が暮らす島原市の仁田団地には、朝から献花台が設置され、市の職員や警察官などが犠牲者のめい福を祈った。

古川隆三郎島原市長「平成は災害との闘いだった。令和に入り、私たちはこの山の教訓を後世へ残していかないといけない」

28年前の1991年6月3日、雲仙・普賢岳のふもとを襲った大火砕流では、消防団員や報道関係者など43人が犠牲となった。大火砕流が発生した午後4時8分には市内全域に追悼のサイレンが鳴らされ、黙とうがささげられる。