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スポーツ庁「ガバナンスコード」正式決定

2019年6月10日 21:33
スポーツ庁「ガバナンスコード」正式決定

スポーツ界でパワハラや暴力などの不祥事が相次いだことを受け、スポーツ庁は、競技団体が守るべき「ガバナンスコード」を正式に定めた。

「スポーツ団体 ガバナンスコード」は、スポーツ庁が、全ての競技団体が守るべきものとして定めたもの。

理事による強権的・独占的な運営を防ぐため、競技団体に対して理事の在任期間を原則連続10年までとするほか、定年制の導入などを求めている。

また、外部理事の割合を25%以上、女性理事の割合を40%以上とする目標を立てた上で、目標達成に向け、具体的な取り組みを示すよう求めている。

パワハラや暴力に対応するため、弁護士などを中心とした通報制度の整備も求めている。

このガバナンスコードは、来年度から適用されるという。