スポーツ庁「ガバナンスコード」正式決定
スポーツ界でパワハラや暴力などの不祥事が相次いだことを受け、スポーツ庁は、競技団体が守るべき「ガバナンスコード」を正式に定めた。
「スポーツ団体 ガバナンスコード」は、スポーツ庁が、全ての競技団体が守るべきものとして定めたもの。
理事による強権的・独占的な運営を防ぐため、競技団体に対して理事の在任期間を原則連続10年までとするほか、定年制の導入などを求めている。
また、外部理事の割合を25%以上、女性理事の割合を40%以上とする目標を立てた上で、目標達成に向け、具体的な取り組みを示すよう求めている。
パワハラや暴力に対応するため、弁護士などを中心とした通報制度の整備も求めている。
このガバナンスコードは、来年度から適用されるという。