桜島“噴火警戒レベル5” きょう午後に避難住民の一時帰宅へ「家に病気の老犬が…餌と水だけでも」
噴火警戒レベルが5に引き上げられた鹿児島県の桜島では住民の避難が続いていますが、鹿児島市は、26日午後に住民の一時帰宅を行うと発表しました。
桜島では26日午前11時半までに2回の噴火があり、午前11時前の噴火では、噴煙が2200メートルまでのぼりました。
住民が避難している桜島の避難所では、25日夜、気象台や火山の専門家から現在の状況説明が行われました。
京都大学防災研究所・井口正人教授「桜島は本来爆発的な活動をする火山であるということを、もう一度再認識していただきたい」
一方、住民からは一時帰宅を希望する声が相次ぎました。
避難住民「家に老犬で病気になっている犬がいる。どうにか餌だけでも、餌と水だけでもあげたい」
そして、鹿児島市は26日午前、この日の午後2時より住民の一時帰宅を行うと発表しました。