24日午後8時すぎ、鹿児島県の桜島で爆発的な噴火が発生しました。これを受け、磯崎官房副長官は24日10時すぎに緊急会見し、「現段階で特段の被害の報告は受けていない」と述べるとともに、引き続き情報収集にあたる考えを示しました。

磯崎副長官「現時点で特段の被害の報告は受けておりません。引き続き被害状況の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、災害応急対応に全力で取り組んでまいります」

噴火を受けて岸田総理大臣は、24日午後8時50分、被害状況の把握や、登山者や住民の避難など被害防止の措置を徹底すること。また、火山活動の状況について観測を強化し、適時的確な情報提供を行うよう指示しました。

政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、情報収集にあたっています。