YouTube上で、俳優の綾野剛さんらを常習的に脅迫した罪などに問われている前参議院議員のガーシーこと東谷義和被告の初公判で、ガーシー被告は「私が起訴状に書かれている発言をしたことに間違いありません。被害者には申し訳ないと思っています。一生かけて反省し、謝罪を続け、罪を償うつもりです」と述べ、起訴内容をおおむね認めました。

弁護人は、脅迫行為について、常習性は認められないと、起訴内容の一部を争う姿勢を見せました。

前参議院議員のガーシーこと東谷義和被告は去年、YouTubeに配信した動画で俳優の綾野剛さんら3人を常習的に脅迫した罪や、自身を刑事告訴した2人に対して、告訴を取り下げさせようと脅した証人威迫などの罪に問われています。

19日午後1時半から東京地裁で開かれた初公判で、ガーシー被告は冒頭、裁判官から名前を聞かれると「東谷義和です」と名乗り、仕事をしているかと聞かれると「していません」と述べました。