ローカルベンチャーサミット2019
ゲストがイチオシのソーシャルグッド、アイデアグッドなモノやコトをご紹介いただく「recommend」。ローカルベンチャー協議会事務局の山内幸治氏のイチオシは「ローカルベンチャーサミット2019」。
――「ローカルベンチャーサミット2019」とは何なのでしょうか。
今年で3回目になるイベントです。ローカルベンチャー協議会として開催しているイベントで、この場は都心の大企業の方々や中央省庁、地方自治体、起業家の方々、そういった方々が一堂に集まりまして様々な地域課題や社会課題の中から一緒にどうやって新しい事業をつくっていけるか、そういったことを考える作戦会議の場になっています。
まさに地域の各現場で、最前線の取り組みが始まっていますので、そういったことをテーマに21の分科会が開催されることになっています。
――21もあるということなんですが、最近特にホットなテーマというのは何でしょうか。
様々あるんですが、防災というのもひとつの大事なテーマだということで、今回、そういった分科会も作りました。
自然災害がどこでも起こる中で、どうしても災害というのは非日常のことになってしまいがちですが、それだと目の前のことにどう対応するかに追われてしまい、未来どういう地域にするかということがどうしても後回しになってしまいやすいです。ですので、どうやって災害、防災を日常にしていくか?そのためには、防災をどうやってビジネスとしていくか、そんなようなことも今回、東北から生まれた起業家と、JAXAの方が一緒になって分科会を持っていただくようなことになっています。
――様々なプレーヤーが参加されるということで、今年で3回目ということですが、どのような成果がこれまでに出ているんでしょうか。
去年『企業と地域の協働』というのがテーマの分科会もやりました。その中で街作りに関わっていきたいと考えていた竹中工務店さん。スローモビリティーをどうやって事業化していくか、地域の交通課題を解決していくことをやれるかを考えていたヤマハ発動機さん。あと、島根県雲南市さんで一緒に分科会を設けました。
それがきっかけになり、今年の4月に私たち、ETIC.も加えて4社での連携協定がスタートして、まさに今、スローモビリティーの実証実験なんかもこの秋からスタートしているところです。
――何かが生まれる場ということで、明日ということですね。今からでも参加できるのですか?
参加できます。Web申し込みで「ローカルベンチャーサミット」で検索いただければと思います。
【the SOCIAL recommendより】