“世界遺産”寺院を視察 天皇陛下、インドネシアの若い世代と交流「ぜひ日本を訪れて」
天皇陛下は22日午前、インドネシアのボロブドゥール寺院を視察したあと、記者団に感想を話されました。ジョグジャカルタから中継です。
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ボロブドゥール寺院から車で1時間ほどの市内に戻ってきました。
陛下は、寺院を「一度訪れてみたかった」と話し、さらにインドネシアでの若い人たちとの交流への思いも語られました。
22日午前、天皇陛下は世界最大級の仏教遺跡・ボロブドゥール寺院を訪れ熱心に説明を聞き自ら写真にも収められました。
「このような形で訪れることができたことを大変うれしく思う」と記者団に感想を述べ、さらに若い世代との交流を次のように振り返られました。
天皇陛下「学生さん方が非常に高い志を持って日本語、あるいは日本文化を学ぼうとしている様子、しかも自分の思っていることを非常に洗練された良い日本語で、私たちに語りかけてくれたことが非常に印象に残っております。やはりこの外国に実際に行ってみなければ分からないことというのは数多くあると思います。その意味でもインドネシアの若い方々、日本に興味を持っている方々が、ぜひ日本を訪れて、そして自分の目で日本を確かめて、そして日本について様々な経験をしていただけると大変うれしく思います」
天皇皇后両陛下は、23日帰国されます。