世界の海上保安機関 連携強化へ議論
世界各国の海上保安機関が集まり、自然災害や海洋汚染などの様々な課題解決のための、国際的な連携強化に向けた方策を話し合う会合が開かれている。
20日から始まった会合は、アメリカや中国、韓国など、75か国の海上保安機関などから代表者が出席しているもので、日本の海上保安庁と日本財団が主催している。
激甚化する自然災害や海洋汚染、組織的な密輸やテロ対策など、各国の海上保安機関が対応している問題をめぐっては、解決に向けた国際的な連携の重要性が高まっている。
会合では、各国の先進的な取り組みを情報共有する方法や、国際的に活躍できる人材育成の仕方などについて議論される。
この会合は20日と21日の2日間行われ、国際的な連携の方策について、文書がまとめられる予定。