ローマ教皇あす38年ぶり来日 警備を強化
ローマ教皇が38年ぶりに日本を訪問するのを前に、警視庁は、訪問先や移動ルートの警備を強化している。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、23日、訪問先のタイから東京に到着する予定。警視庁は移動ルートにあたる高速道路で不審物を検索したり、ローマ教皇庁大使館の警戒を強化したりしている。
ローマ教皇は26日まで日本に滞在し、天皇陛下と会見するほか、被爆地の広島と長崎を訪問する。
警察庁によると、警視庁と広島県警、長崎県警は計1万人以上の警察官を動員するという。東京ドームでは、25日に約5万人が参列してミサが行われ、警視庁は副総監をトップとする特別警備本部を設置し、厳重な警備態勢で臨む。