センター試験“25秒短い”47人が再試験
19日行われた大学入試センター試験で、試験時間が25秒短かったとして、兵庫県神戸市で受験した47人が再試験の対象となった。
再試験の対象となったのは、兵庫県神戸市にある神戸女子大学で「数学1」を受けていた47人の受験生。大学入試センターによると、この大学は試験の開始と終了の際、25秒あるチャイムを鳴らしていて、試験監督は、チャイムが鳴ったと同時に試験を始める指示をする必要があったが、チャイムが鳴り終わってからその指示をしたため、本来60分ある試験時間が、25秒短くなったという。
試験後に受験生らから指摘があり、その場で試験時間を25秒延長する対応をすればよかったところ、できないものと思い込み、答案を回収してしまったため、この教室で受験していた47人が再試験の対象となった。
大学入試センターは47人に対し、20日の午後5時までに今月26日に行われる再試験を受けるかどうか、希望を聞くという。