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オミクロン株の後遺症「長期化」か――ウイルスと戦う“免疫細胞”、従来株の「半分~3分の1」 専門家「何よりも3回接種を」

2022年5月20日 9:16
オミクロン株の後遺症「長期化」か――ウイルスと戦う“免疫細胞”、従来株の「半分~3分の1」 専門家「何よりも3回接種を」

新型コロナウイルスのオミクロン株に感染した場合、その後遺症が従来株より長期化する可能性があることが、専門家の研究で示されました。ウイルスを排除する「免疫細胞」の量が関係しているといいます。専門家はワクチン3回目接種の重要性を訴えます。

■オミクロンと従来株、後遺症に違い

有働由美子キャスター
「(新型コロナの感染)対策の緩和に向けた動きも出ている中ですが、後遺症について『オミクロン株は従来株より長引く可能性がある』ということが、京都大学の上野英樹教授の研究で示されました。後遺症が長引くというのは気になります」

小栗泉・日本テレビ解説委員
「ポイントは、ウイルスと戦う免疫細胞の量です。オミクロン株の方が、感染した時に作られる免疫細胞が少なくなるといいます」

■免疫細胞が少量…ウイルス除去に影響

小栗委員
「従来株とオミクロン株、それぞれに感染した後遺症患者の免疫細胞の量を画像で比べます。ウイルスを排除する役割を持つ免疫細胞は、画像で濃ければ濃いほど量が多く、オミクロン株はかなり少ないことが分かります」

「従来株の半分から3分の1程度の量といいます。そのためウイルスを十分に取り除くことができず、後遺症が長引く可能性があるとのことです」

有働キャスター
「そうすると、やはり対策は緩められないということになりますか?」

小栗委員
「対策を続けることは十分大切なのですが、上野教授は『何よりもワクチンの3回目接種が大事。3回接種するとウイルスの増殖を抑えて、後遺症が長引く可能性を下げられる』と話しています」

■廣瀬さん「マスク外しに慣れたい」

有働キャスター
「感染しないことが一番ですが、廣瀬さんの対策は?」

廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー)
「基本的にはマスクはずっと着けていますが、自転車通勤やランニング中は、自分の判断で外す時は外すようにしています。マスクを着けることが当たり前になっているので、少しずつ、外すことにも慣れていきたいなと思っています」

有働キャスター
「ずっと着けていただけに、やはりそういう感じですよね。政府や専門家の出す案も結局、最後は私たちに委ねられています。何が今の自分に必要なのか? 外ではマスクを外す、外さないを含めて、それぞれの選択を否定しないでいきましょう」

(5月19日『news zero』より)