知事選告示から2度目の週末 政策アピール
東京都知事選挙が告示されてから、2度目の週末を迎えました。各候補者は、新型コロナの影響でダメージを受けた東京の経済や都民生活の立て直しなどについて、それぞれの政策を訴えました。
れいわ新選組代表・山本太郎氏「だから内需、国内の生産力を高めていくような政治をやっていかなきゃならないのだけれども、そうはならないのが今。国がいくらポンコツであったとしても、あなたのお住まいのリーダーがしっかりとそこの住民を守るという決意と実行力を持てば、やれる話なんです。でも現在の東京都のトップでは、あなたの生活は守れない。だから代わっていただきたい」
東京都知事・小池百合子氏「(新型コロナ対策で)検査の件数を確実にしていく。(第2波で)医療体制がひっ迫しない、このような状況をつくっております。ワクチン、治療薬がまだないという状況ですので、これらを進めながら、開発等に東京都として後押ししていく」
元日弁連会長・宇都宮健児氏「オリンピックの延期が決まったとたんに、感染爆発重大局面と言ったり、ロックダウンとかオーバーシュート、パフォーマンス以外の何物でもないと考えております。私は医療体制を充実させる。自粛や休業に伴う補償を徹底する」
前熊本県副知事・小野泰輔氏「皆さん、コロナも東京だけ抑えがきいていないと思います。私の(副知事をしていた)熊本県、そして大阪もそうです。他はみんな、ちゃんとお店を早く開ける、そして安全対策をするということをきっちりやっています。でも小池さんはSTEP1、2、3、4とずるずるとお店の再開、経済の復興を遅らせてしまった」
NHKから国民を守る党党首・立花孝志氏「小池知事がやったような全ての人に対して自粛、子どもから大人、お年寄りまでステイホーム『家にいろ』、このようなことをしてしまうと、たちまち経済が崩壊し、経済が乱れたその先には社会が混乱する」
都知事選には、このほかにも以下の17人が立候補しています。今回は過去最多となる22人が立候補しました。
▽七海ひろこ氏(35)
▽桜井誠氏(48)
▽込山洋氏(46)
▽竹本秀之氏(64)
▽西本誠氏(33)
▽関口安弘氏(68)
▽押越清悦氏(61)
▽服部修氏(46)
▽斉藤健一郎氏(39)
▽後藤輝樹氏(37)
▽澤紫臣氏(44)
▽市川浩司氏(58)
▽石井均氏(55)
▽長澤育弘氏(34)
▽牛尾和恵氏(33)
▽平塚正幸氏(38)
▽内藤久遠氏(63)
首都・東京のかじ取り役を選ぶ都知事選は、来月5日に投開票が行われます。