豪雨から2週間 熊本で不明者の大規模捜索
九州の豪雨災害から2週間が過ぎました。熊本県ではいまも2人が行方不明で20日は、大規模な一斉捜索が行われています。
熊本県内でまだ行方が分からないのは、八代市坂本町の谷口修二さん(63)と芦北町天月の城幸惠さん(90)の2人です。
20日は2人が流されたとみられる球磨川の流域のほか、球磨川が流れ込む八代海一帯を警察や自衛隊、消防、それに海上保安庁などおよそ2000人が捜索しました。
今回の豪雨災害では、球磨川の河口からおよそ30キロ離れた八代海北部の宇城市沿岸などでも犠牲者が見つかっていて、捜索は21日まで、北部のほか対岸の天草沿岸でも行われます。
なお、豪雨災害で亡くなった人は20日現在で65人にのぼります。