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マスク生活続く“肌荒れ”“頭痛”対策は?

2020年7月31日 18:59
マスク生活続く“肌荒れ”“頭痛”対策は?

感染が全国で再び拡大するなか、マスクをつける生活がまだまだ続きそうです。汗をかく暑い季節にマスクをつける時間が長くなったことで、肌が荒れたり頭痛を発症したりする人がでてくるなど、悩みも増えているといいます。どのような対策があるのでしょうか。

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長期戦となった“マスク生活”。

大学生(20)「肌荒れめっちゃします」

大学生(19)「こすれる部分がすごく赤くなって、ブツブツとかできちゃっているんですよ」

汗をかく季節につらい肌の悩みや-。

就活生(19)「就職活動をやっているんですけど(面接で)会社によってはマスクを外してと言われることもあったりして、そういうときは口紅も落ちちゃっているので」

この世代ならではの悩みまで。

こうした悩みを解消するグッズも日々進化しています。

今月発売された、マスクの内側につかうシート。ポイントは“切り込み”。マスクのひもを通せばシートがずれ落ちる心配がなく、摩擦が少ない繊維のため、マスクによる肌荒れを防いでくれるということです。

対策が充実してきた、“マスク荒れ”や“メイク崩れ”。

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その一方で、こんな声も-。

大学生(19)「息苦しいんですかね、酸素が入りにくい」

最近になって増えてきた、新しいマスクの悩みがあるといいます。
都内のクリニック。患者が口々に訴えていたのは-。

患者「最近はマスクで頭が痛くなるので」

患者「(Q.マスクを長くしちゃうと?)長くすると頭が痛くなる、息苦しくてやっぱり」

マスクをしていると頭が痛くなる“マスク頭痛”です。

にわファミリークリニックでも、マスク頭痛を訴える人が多く-。

にわファミリークリニック・丹羽潔医師「頭痛の患者様は、4割くらい増えていると思います」

同じ症状は町中でも-。

大学生(19)「バイトとかしててマスクをつけてると頭も痛いとか、結構体調が悪くなる」

では、なぜマスクによって頭が痛くなるのでしょうか?

丹羽潔医師「マスクをしていると、自分の吐いた息二酸化炭素を吸っちゃうので」

実は、マスクをしているときの呼吸は自分の吐いた息をそのまま吸っている状態。吸っている空気には二酸化炭素が多く酸素が少なくなるため、これが頭痛の原因となるのです。

解消法はあるのでしょうか?

丹羽潔医師「のど仏の横に頸動脈があるので、冷たいもので冷やしてあげると血管が縮んで少しらくになる」

30秒ほどマスクを外して、呼吸を整えるのも効果的だということです。

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こうした対処法に加え、雑貨店では頭や肩まわりをほぐすグッズも人気となっています。

ロフト広報・中井めぐみさん「ただいま注目されている、イウミーマルチヘアバンドという商品になります」

普通のヘアバンドに見えますが、頭につけて時間がたつと-。

「おでこのあたりと頭の後ろがじんわりとあたたまってきました」

実際、サーモカメラで確認すると、つけた直後は温度の低い青色だったヘアバンドが、時間がたつと温度の高いオレンジ色に。

遠赤外線作用のある素材が体温をつかって暖かくなるため、血行がよくなるということです。さらに-。

中井めぐみさん「頭のコリを解消するグッズでございます」

頭のツボをおすマッサージグッズや、頭痛の原因になる首のコリをほぐすグッズも人気に。

去年の同じ時期に比べ、売り上げがおよそ3倍になっているものもあるということです。

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