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消費者庁、機能性表示食品を検討会で議論へ 「紅麹」サプリでの健康被害受け

2024年4月10日 0:09
消費者庁、機能性表示食品を検討会で議論へ 「紅麹」サプリでの健康被害受け

消費者庁は、新たに検討会を立ち上げ、機能性表示食品の製造過程での安全性の担保や、健康被害情報の報告のルールについて議論することがわかりました。

小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントは、機能性表示食品として販売されていましたが、健康被害の報告が相次いでいます。

消費者庁は、機能性表示食品制度の今後のあり方を、来月末までにとりまとめる方針ですが、そのための外部の専門家による検討会を立ち上げる事を決めました。

この検討会では、機能性表示食品の製造過程での安全性の担保の仕組みや、健康被害情報の報告のルールを具体的に検討するということです。

検討にあたっては、小林製薬などによる、「紅麹原料」を含むサプリメントの安全性に関する再検証の報告や、現在およそ7000ある機能性表示食品の緊急総点検の結果なども参考にするということです。

消費者庁は、今月中の検討会立ち上げを目指すとしています。