漁業関係者「もし魚が売れるなら、僕らは精いっぱい…」 処理水の放出開始
東京電力は福島第一原発にたまる処理水の海への放出を、24日午後1時過ぎから始めました。
東京電力は、処理水のトリチウムの濃度が基準を下回っていることを確認し、24日午後1時過ぎから海への放出を始めました。今年度は4回に分け、3万1200トンを海に流す計画です。
漁業関係者は取材に対し次のように話しました。
いわき市の漁師・佐藤文紀さん(33)
「市場とか、消費者の反応次第ですけど、今までと変わらずもし魚が売れるのであれば、僕らは精いっぱい魚をとって、おいしい魚を皆さんに届けたいなと思っています」
放出は、およそ30年続くとされています。