都減少傾向 23区外時短解除に不安の声も
東京都では新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向となっていますが、通勤客からは安堵の声と共に1日から23区以外で飲食店などの時短営業が解除されることへの不安の声も聞かれました。
午前8時すぎのJR品川駅では、1日もマスクをつけて職場へと急ぐ人の姿が見られます。都内の新型コロナ感染者は2日連続で200人を下回り、通勤客からは減少傾向に安心する一方、1日からはじまる東京23区外の時短営業解除への不安の声が聞かれました。
通勤客「100人というのはひとつ安心する数字なのかな」「少なくなったなと思いましたね。ちょっとホッとしますよね」「まだ早いとは思います(時短営業を)解除してしまうことが。解除されたところに人が流れて行かなければいいなと思います」
携帯電話の位置情報の解析によりますと、都内の主要駅の人出は、先週と比べて1割未満の増加にとどまっています。
一方で全国の繁華街では、東京・銀座駅で13.6パーセント、愛知・栄駅で19.6パーセントと増加しています。