成田空港に“カメ捕獲”のワナ設置 滑走路を歩き閉鎖も…
20日、成田空港近くの池に、網がついた小さな「いかだ」のようなものが運びこまれていきました。カメを捕獲するために、成田空港会社が設置したワナです。
記者
「成田空港の滑走路の脇にある調整池では、カメ捕獲のためのワナが設置されています」
成田空港のカメといえば、去年9月に、滑走路上を歩いているカメが発見されました。滑走路の西側にある池から出てきたとみられ、およそ12分間にわたって滑走路が閉鎖される事態になりました。
去年11月に、許可を得て池にいってみると、外来種のアカミミガメ、通称ミドリガメとみられるカメが繁殖していました。
記者(2021年11月)
「池の奥の方にカメがいますね。甲羅干ししているんでしょうか」
こうした事態を受け、20日、日光浴を好むカメの甲羅干しの習性を利用し、池の上に浮かべて捕獲するワナを4か所に設置しました。
ことし10月まで捕獲を続けるということです。