“日本版DBS”法案、臨時国会への提出見送りへ 加藤こども政策担当相が正式表明
こどもに関わる職業などに就く際に、性犯罪歴などの証明を求める“日本版DBS”を導入する法案について、加藤こども政策担当相は、今週金曜日の20日から始まる臨時国会への提出を見送ることを正式に表明しました。
加藤こども政策担当相
「今般のDBSについては、次の通常国会以降のできるだけ早いタイミングで進めていくという、提出していくということでご報告申し上げます」
日本版DBS制度を巡っては、ことし6月、小倉前こども政策担当相が秋の臨時国会への法案提出を目指す考えを示し、有識者会議が先月報告書を取りまとめていましたが、与党内から内容が不十分だという批判が出ていました。
加藤担当相は「こどもたちの安心安全のためにも、とても大事な法案となりますので、しっかりと効果的な施策とすべく、より深く検討してまいりたい」としています。