皇居・宮殿で新年恒例「歌会始の儀」
皇居・宮殿では、18日、新年恒例の「歌会始の儀」が、行われました。
「歌会始」には、天皇皇后両陛下や皇族方が出席されたほか、およそ1万5000首の一般公募から選ばれた入選者が出席して、「友」というお題で午前10時半から行われました。
コロナ禍で3回目の開催となり、ことしも参列者を減らし、マスクやアクリル板などの感染対策がとられました。
両陛下の長女、愛子さまは、学業優先のため儀式への出席はありませんが、去年に続いて歌を寄せられました。
愛子さまは、「もみぢ葉の散り敷く道を歩みきて浮かぶ横顔友との家路」と、かつて友人ともみじの葉を踏みしめながら歩いた学校の帰り道を懐かしく思い出して詠まれました。
歌会始では最後に皇后さま、天皇陛下の歌が詠み上げられました。