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ミルクボーイ内海 救われた相方の言葉

2021年2月15日 23:43
ミルクボーイ内海 救われた相方の言葉

漫才日本一に輝いたお笑いコンビ・ミルクボーイの内海崇さん(35)が『news zero』のインタビューに応じ、新型コロナウイルスに感染した時の症状を語りました。また、濃厚接触者となった相方の駒場孝さん(35)も内海さんと毎日連絡をとっていたことを明かしました。

■きっかけは味覚の異変…「何食べても味がしない」

内海さんは去年9月、味覚の異変に気づき検査を受けたところ、新型コロナウイルスの陽性が判明しました。その後ホテル療養に入ると、味覚・嗅覚ともになくなっていたといいます。

内海:ガムをかんでもかんだ瞬間から、1時間かんだガムくらいの微々たる味しかしない。食事が楽しくなく、何食べても本当に味がしなかったですね。濃厚接触者になってしまった(相方の)駒場とマネジャーと妻の3人がどうなるのかが心配でした。

■コンビで毎日連絡「ボケたりしているから安心」

幸い相方の駒場孝さんを含め濃厚接触者は陰性という結果に。自宅待機になった駒場さんは、ホテルで療養していた内海さんと毎日連絡を取り合ったといいます。

駒場:毎朝の体温の報告と自分の体の症状を言い合っていて。(内海さんが)ボケたりしていたんで元気になってきているんだなと安心はしていました。まるまる2週間会わないのが十何年いて初めてのことだったので、それはちょっとびっくりしました。こんなことになるんやなって、コロナっていうのは。

■2週間後に仕事復帰「ごめんなことはない」印象的だった言葉

感染判明から2週間後、内海さんは再会した駒場さんに迷惑をかけたことを「ごめん」と謝罪。そのとき駒場さんから返ってきた言葉が印象的だったといいます。

駒場:メールでも「ごめん」って言ってくれたんですけど、別にごめんなことはないんで。「大丈夫大丈夫。よかったなあ」って。「気を使わんといて」って話しました。悪いことじゃないんで。

内海:ありがたいですね。そう言っていただくと。

■感染したから伝えたいこと「周りの仲間を考えてほしい」

いまも2人はSNSを通して新型コロナへの注意を呼びかけています。感染したから伝えたいことは「周りの仲間のことを考えてほしい」ということでした。

内海:どれだけ気をつけていてもなるのが新型コロナの特徴。なっている人は気をつけていないんじゃないか、どこかで思っている方も(新型コロナにかかる)可能性はみんなにある。(体調が)おかしいなと思ったら周りの仲間のことを考えて早めに検査をしていただきたいと思います。