森氏後任は女性か「候補者1人に絞られた」
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長の後任を決める「候補者検討委員会」の2回目が行われ、候補者が1人に絞られたということです。
関係者によりますと、17日午前に行われたおよそ1時間半の会議で候補者が1人に絞られたということです。さらに、自民党幹部によりますと、候補者は女性だということです。
午前10時から始まった「候補者検討委員会」は17日も非公開で行われ、会場には、朝から多くの報道陣が集まっていましたが、ホテル職員が入り口についたてを設けるなど、厳戒態勢の中行われました。
会議終了後、委員は足早に車で会場をあとにしましたが、検討委員でJOC会長の山下氏が取材に応じました。
検討委員会委員・山下会長「(Q候補が一本化されたという報道があるが?)一切コメントできません。正式に決まったら発表があると思いますので、そのあとにコメントさせていただきます」「(Q男性女性というのも決まっていない?)全くコメントしません」
自民党幹部によりますと、一本化された候補は女性だということです。また、会長になるには評議員会をひらき、理事になる必要がありますが、評議員にはまだ開催要請がきておらず、評議員会が開かれないならば、現在の理事の中から選ばれた可能性もあります。
組織委員会は18日、理事会をひらく準備を進めていて、承認を得た上で新しい会長が正式に決まる見通しです。