東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子新会長が、日本テレビの報道番組で、延期されている大会に関わるトップ４者で行う会談について、「早い段階で行うよう努力する」と述べました。

大会組織委・橋本会長「昨夜のバッハ会長との会談でも、できるだけ早い段階で、４者会談を行いたいという要望がありましたので、ここはしっかりと、できる限り早い段階で４者会談を行うように努力したい」

橋本会長は、１９日夕方、日本テレビの報道番組「ｎｅｗｓ　ｅｖｅｒｙ．」に生出演し、１８日夜、バッハ会長からの就任を祝う電話で、東京都の小池知事、丸川担当大臣との４者会談を「早い段階で行いたいと要望があった」と述べました。

また、新会長の候補に名前が取りざたされた際、「子供たちからぜひやめてほしい」「オリパラ大臣という立場で、最後まで頑張るのがお母さんらしい」と言われたものの、「候補者検討委員会」のアスリートメンバーから「アスリート出身の橋本でぜひ行きたいと、熱い思いを語ってもらったことが、足に火がついた瞬間だった」と明かしました。

橋本新会長は、組織委員会の理事の女性比率を４０％に引き上げることなどを明言していて、改革案について、「すべての人に平等で、誰もが豊かな心になれるようアスリートの視点から打ち出していきたい」と意気込みを語りました。