克行被告“議員歳費”寄付へ 今後の職は…
元法務大臣の河井克行被告は8日の裁判で、今後、外交安全保障に関わる職に就きたいと考えていることや、逮捕後に受け取った議員歳費の相当額を寄付する意向を示しました。
河井克行被告は8日の被告人質問で、地元議員などの名前と「20」「30」などの数字が書かれているリストについて聞かれると、「党勢拡大活動、地盤培養行為などの趣旨で、地方議員の皆さんなどどういう方にいかほど差し上げようか頭の整理をしたもの」と述べ、あくまで「頭の体操」だと主張しました。
また、今後、外交安全保障に関わる職に就きたいと考えていることや、逮捕から議員辞職承認までに受け取った議員歳費の相当額を、しょく罪として非営利団体に寄付する意向も明らかにしました。
論告は今月30日に、最終弁論と最終意見陳述は来月18日に行われる予定です。