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皇居で「歌会始の儀」 天皇陛下、3年連続で感染収束の願いを歌に込められる

2023年1月18日 14:01
皇居で「歌会始の儀」 天皇陛下、3年連続で感染収束の願いを歌に込められる

皇居では18日、新年恒例の「歌会始の儀」が行われ、天皇陛下は3年連続で感染収束の願いを歌に込められました。

「歌会始」には、天皇皇后両陛下や皇族方が臨まれたほか一般公募から選ばれた入選者10人が出席して、「友」というお題で行われました。

コロナ禍で開催されるのは3回目です。

陛下は、「コロナ禍に友と楽器を奏でうる喜び語る生徒らの笑み」と、オンラインで交流した吹奏楽部の高校生たちが友と演奏出来る喜びを語った姿を詠み、早く日常の世界が戻るように願う気持ちを込められました。

また、皇后さまは、「皇室に君と歩みし半生を見守りくれし親しき友ら」と、人生の半分を陛下と共に皇室で過ごしてきた感慨と、温かく見守ってきてくれた友人たちへの感謝の気持ちを詠まれました。

長女の愛子さまは、学業優先のため出席はありませんでしたが、2年連続で歌を寄せられました。

一方、来年のお題は「和」と発表されました。