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国内の温室効果ガス排出量 6年連続で減少

2021年4月13日 10:49

環境省は、国内の温室効果ガスの排出量が6年連続で減少したと発表しました。

環境省によりますと、2019年度の温室効果ガス排出量は、二酸化炭素換算で12億1200万トンで、前年度に比べて2.9%減ったということです。2014年度以降、6年連続で減少しており、算定を始めた1990年度以降で最も少なくなっています。

主な理由として、鉄鋼業や化学、機械工業などの生産量が減少したことや、再生可能エネルギーの導入が拡大したことなどをあげています。特に太陽光発電は2013年度に比べ約5.3倍の発電量となりました。

政府は、国内の温室効果ガスの排出量を2050年までにゼロにすると表明しており、小泉環境相は、「我々が目指しているのは2050年カーボンニュートラル。(今回の数値を)楽観せずにできる限りのことをやっていきたい」と話しました。

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