焼き肉にも変化が「肉の日」限定メニューも
29日は、肉の日です。外出の機会が減る中、おうちでも楽しめるお肉を使った新商品が登場しています。こうした中、コロナ禍で人気が急上昇している「焼き肉」にも、ある変化が起きています。
◇◇◇
タマネギと一緒に甘辛いタレで炒めた焼き肉。さらに、鳥のから揚げに。さくさくのメンチカツ。合計300グラムのお肉がのった、このどんぶりは。
オリジン東秀商品開発部・安田志織さん「肉トリプル丼です」
キッチンオリジンから、29日限定で販売されるメニュー、肉トリプル丼です。
安田志織さん「29日は肉の日ということで、日々とは違った限定のお弁当を楽しんでもらえるように開発」
29日の語呂合わせ、「肉の日」に向け開発された、お肉たっぷりのメニュー。
安田志織さん「ご家庭の食事も増えていると思いますので、おひとりでも、ご家族でシェアしていただいても、皆さんが楽しんでいただけるようなメニューになっております」
◇◇◇
ステイホームが続く中。おうちで楽しめる、「肉の日メニュー」は大手ハンバーガーチェーンでも。ビーフパテにチーズ、その上にベーコンをのせ、どんどん積み重ねて3段に。通常のサイズと比べても。
通常のバーガーは約6センチ、3段のバーガーは約9センチと、およそ1.5倍の大きさ。食べ応え十分なハンバーガーが楽しめます。テイクアウトはもちろん、デリバリーにも対応しているということです。
◇◇◇
また、スーパーのお肉売り場では、去年の緊急事態宣言中とは違ったある変化が。
客「松阪牛のステーキを買いました。どこにも行けないので、ぜいたくしてもいいのかなと思う」
スーパー「信濃屋代田食品館」では、和牛などの高級なお肉が例年の2倍売れていて、1年前の宣言時と比べても、1.5倍ほど売れているといいます。さらに、お肉をおいしく頂くために。
信濃屋食品 営業本部長・鈴木誠さん「焼き肉のタレも売れております」
焼き肉のタレが、例年と比べ2~3倍売れていて、特に少しお高めの商品が売れ筋だということです。
とはいえ、おうちでは使い切れず、余りがちな焼き肉のタレ。そんな悩みを解決するため、エバラ食品は、余ったタレを使って、肉をおいしく保存する方法を紹介しています。
まず、ファスナー付きの袋にタレとお肉を入れます。味をしみこませるため、袋ごとお肉を揉みこみ、空気を抜いて密封。あとは冷凍庫に入れて、保存するだけ。
この方法により、タレがお肉をコーティング。凍らせた際に、食品から水分が失われる、「冷凍焼け」を防いでくれるというのです。メーカーは、外出自粛が続き自炊が増える中、家事の効率化などにも役立ててほしいということです。