皇后さま 蚕に桑の葉与える「御給桑」
今年2年目となる皇居での養蚕に取り組んでいる皇后さまは、25日、蚕にえさとなる桑を与える「御給桑」をされました。
皇后さまは、25日午後、皇居にある紅葉山御養蚕所を訪れ、「御給桑」をされました。皇居での養蚕は、明治時代から歴代の皇后に引き継がれていて、皇后さまは、去年から本格的に取り組まれています。
皇后さまは、担当者と会話しながら、時折楽しそうに笑い、丁寧に蚕に桑の葉を与えられていました。
今年の養蚕は、去年に続き、新型コロナウイルス対策のため、作業にあたる担当者を主任1人にし、飼育する蚕もこれまでの4種類から、純国産種の「小石丸」だけに絞り、行われています。
飼育する「小石丸」はおよそ3万頭で、早ければ3日後に繭を作り始めるということです。