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相模原市の小学校でいじめ 両親が学校や市教委の対応に苦言「効果的な対策を行ってもらえず…」

2023年9月27日 19:14
相模原市の小学校でいじめ 両親が学校や市教委の対応に苦言「効果的な対策を行ってもらえず…」

神奈川県相模原市の小学校で、児童が受けたいじめを学校側が「重大事態」と認定するまでに3か月以上かかっていた問題で、児童の両親が取材に応じ、教育委員会などの対応に苦言を呈しました。

相模原市は26日、市立小学校に通う男子児童が同級生から受けた暴言・暴力などのいじめについて、「重大事態」と認定するまでに発覚から3か月以上かかっていたことを認めました。

これに対し27日、児童の両親が取材に応じ、学校や市の教育委員会の対応が不適切だったと主張しました。

いじめを受けた児童の母親「学校・教育委員会に何度もいじめについて訴えてきたが、原因解消のための効果的な対策を行ってもらえず、結果的に不登校・転校となりました」

両親によりますと、いじめを訴えたときに学校や教育委員会が迅速に対応しなかったほか、一連の対応について、意見・要望を伝える文書を教育委員会に何度も提出したものの、無視され続けるなどしたということです。

一方、教育委員会は第三者委員会の設置も検討し、対応を検証したいとしています。