気象庁は９日、阿蘇山の噴火警戒レベルを１に引き下げました。
阿蘇山では火山活動が高まったとして５月２日から噴火警戒レベルが２（火口周辺規制）に引き上げられていました。
気象庁によると、５月１０日以降に火山性微動が小さくなり、観測データにも変化がないことから、噴火の可能性が低くなったと判断し、９日午前１１時に噴火警戒レベルを２から１に引き下げました。
阿蘇市役所によりますと、引き下げをうけて９日午後１時から中岳火口周辺のおよそ１キロ範囲の立ち入り規制が解除され、火口見学が再開される予定です。
気象庁は、火口付近では火山ガスに引き続き注意は必要で、地元自治体の指示に従って危険な地域に立ち入らないように呼びかけています。
写真：気象庁ＨＰより
