島根と鳥取 災害発生の危険度急激に高まる
梅雨前線の影響で、島根県と鳥取県では、活発な雨雲が連なる「線状降水帯」が確認されたとして、「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。島根県松江市の一部地域に大雨警戒レベル5の緊急安全確保が出されています。
島根県の松江市では、午前5時40分までの1時間に100ミリを超す猛烈な雨を観測し、意宇川が氾濫。松江市八雲町日吉地区に警戒レベル5の「緊急安全確保」が出ています。また、警戒レベル4の「避難指示」が島根県では安来市全域と出雲市、雲南市、松江市の一部に、鳥取県では江府町全域と三朝町の一部に出ています。
気象台によりますと、梅雨前線の影響で山陰両県の広い範囲で6日夜から断続的に雨が降り、島根県東部と鳥取県中部・西部では、非常に激しい雨が降り続き土砂災害や浸水・河川の洪水など、災害の発生する危険度が急激に高まっているとして、気象庁は「線状降水帯発生情報」を発表しました。
8日午前6時までの24時間の総雨量は、多いところで150ミリとなる見込みです。