コロナ・インフル同時流行に備え “オンライン診療で処方”外来ひっ迫回避へ
新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行で発熱外来がひっ迫することに備え、政府は、発熱し、新型コロナ検査が陰性だった人などは、自宅でオンライン診療を受け配送でインフルエンザの薬を受け取るよう呼びかけることを検討していることがわかりました。
政府関係者などによりますと、対策案では、発熱し、新型コロナ検査を受け陰性だった場合や同居する家族などがすでにインフルエンザの診断を受けている場合に、医療機関に行かず自宅でオンライン診療を受けインフルエンザの治療薬タミフルなどを薬局から自宅に配送してもらう仕組みを活用するよう、自治体に呼びかけることが検討されています。
同時流行で、発熱外来がひっ迫することを回避する狙いがあります。
政府は、専門家とも協議の上、来週にも対策案を決める方針ですが、現在、オンライン診療を導入していない医療機関も多く、課題もあります。