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全国待機児童が過去最少コロナで利用控えも

2021年8月27日 12:19

今年4月時点の全国の待機児童の数は、新型コロナウイルスの感染拡大で利用を控える動きもあり、過去最少の5600人あまりとなりました。

厚生労働省が、27日に公表した今年4月時点の全国の待機児童数は、去年より6805人減り過去最少の5634人となりました。1994年の調査開始以来、初めて1万人を下回りました。

待機児童が減少した要因について自治体に調査したところ、「保育の受け皿の拡大」がおよそ9割でしたが、実際に待機児童が減少した自治体の3割が「新型コロナウイルスの影響で保育所の利用控えがあった」としています。

厚労省は、女性の就業率が上昇しているため自治体に対して、保育園の申込者が増えることを想定してさらに受け皿の整備するよう求めています。