東京 待機児童数969人 初めて千人切る
東京都は、ことしの都内の待機児童数が969人となり、初めて1000人を切ったことを明らかにしました。
都内の待機児童の数は、ことしの4月1日時点で969人になり、昨年同時期の2343人の半分以下となったということです。都によりますと、1000人を切るのは、1970年に統計をとり始めてから初めてです。
待機児童ゼロの自治体は昨年度から8つ増えて26区市町村となり、待機児童がいる36の自治体でも、このうち34区市町村では昨年度より待機児童数が減少しているということです。
待機児童が多い区市町村は、小平市が最多で86人、次いで中央区が85人、町田市が76人でした。
都は2016年前後から、毎年150から200を超える保育所の増設を進めてきていて、それが待機児童の減少につながったとみています。