アルコール検査で新幹線運休…飲酒は否定
27日、山陽新幹線の一部区間が運休しました。乗務予定だった新幹線の運転士と車掌からアルコールが検知されたためだといいます。しかし、2人は飲酒を否定。ではなぜ、アルコールが検出されたのでしょうか。
27日、JR西日本は会見で――
新幹線鉄道事業本部 新幹線運輸部・鶴原修課長「乗務員に今、消毒用にアルコールスプレーを携行してもらっています。携行スプレーの内容液が漏れていたということが判明し、それに伴い検知器が反応したものと推定しておりまして」
アルコール検知器が保管されているロッカー。検知器とは別の場所に入っていた女性車掌のカバンの中から消毒用アルコールスプレーの液が漏れて、検知器の動作に影響したということです。
運休でおよそ300人の乗客に影響が出たといいます。JR西日本は、再発防止に努めるということです。