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国産“次世代型ワクチン”初期臨床試験開始

2021年10月18日 17:59
国産“次世代型ワクチン”初期臨床試験開始

新型コロナウイルスの「次世代型ワクチン」として日本の創薬ベンチャーが開発を進める国産ワクチンが、初期の臨床試験を開始しました。

VLPセラピューティクス・ジャパン赤畑渉代表「新しいテクノロジーを使って日本初のワクチンとして今後新たな感染症が広まった際に素早く対応可能な国産ワクチン」

日本の創薬ベンチャー「VLPセラピューティクス・ジャパン」は、今月12日に、45人を対象に新型コロナワクチンの初期の臨床試験を開始したと発表しました。

このワクチンは、「レプリコンワクチン」という次世代型の新しいタイプで、少量の投与で体内に取り込んだRNAが自ら増殖し、多くの抗体を作ることができるため、大量生産が可能な上、副反応を抑えることなどが期待できるということです。

今後、安全性などを確認して来年の実用化を目指し、最大で年間5000万回分を目標に、富士フイルム富山化学が製造を担う予定だということです。

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