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塩野義製薬 初期の臨床試験終え次の段階へ

2021年10月21日 23:09

新型コロナウイルスのワクチンを開発している塩野義製薬は、ワクチンに含まれる物質を変更して行っていた初期の臨床試験を終え、20日、次の段階の臨床試験を始めたと21日、発表しました。

塩野義製薬が開発しているのは、遺伝子組み換えタンパクワクチンで、去年12月に最初の臨床試験を開始しました。

しかし、その後、ワクチンに含まれる「アジュバント」と呼ばれる、免疫を活性化させ、ワクチンの効果を補強する物質をより効果の高いものに変えたため、改めて、今年8月から、日本人の成人60人を対象に初期の臨床試験を行っていました。

21日の発表によりますと、その臨床試験では、ワクチンによる副反応は耐えられる範囲であり、安全性についても大きな問題はみられず、新型コロナウイルスに対する中和抗体価も良好な上昇を確認したということです。そして、塩野義製薬はこれを受けて20日、国内で次の段階の臨床試験を開始したと21日、発表しました。

「今年末までに3000万人分以上の生産体制を整備することを目標に、臨床試験の結果次第では、より多くのワクチンの提供を可能とする生産設備を増強する」としています。